写真撮影もOK!内見時にチェックすべきポイント

カメラ

絶対にしておきたい賃貸物件の内見

新しい暮らしを始めるとき、賃貸物件に暮らすなら必ず内見をしておくべきです。
内見というのは、内部見学のことで、インターネットなどで物件の目星をつけて、理想的な物件をいくつか見に行くといった行動のことを言います。

理想的な物件が見つかった、不動産業者に連絡すると部屋が空いているようだ、よし契約だ!!ということは避けるべきです。
インターネットで閲覧できる写真が古いものだったり、実際に見るのとでは印象が違うということもあります。
入居者がまだ存在しているので内見できないということもありますが、この場合、同じつくりの物件、同じ物件の空室などを内見させてくれるはずです。

物件が完成していないという時にも、工事中の物件を見せてくれたり、ショールームでだいたいの印象をつかめるようにしてくれます。
内見不可となっていても、不動産業者に連絡するとこうした内見をさせてくれるはずです。

内見する場合にもっていきたいもの

内見するときには自分たちが暮らしてどうなのか、それを見に行くことになるので、内見に役立つものを持っていくことが必要となります。
まず図面、こちらは不動産業者の方が用意してくれるので、個別に訪問するときには忘れないようにもっていき、状況が図面とあっているか確認を行うべきです。

あとから改修したりリフォームなど行っている場合、イメージと違うこともあります。図面と異なる部分がないか見ておくことも重要です。

お部屋全体を撮影したいのでカメラを持っていくと安心です。スマホでも十分ですが、空間の広さ、奥行きなどを感じにくいので動画撮影しておくとあとでみるときに感覚をつかみやすいと思います。

今使っている家具などを新居で利用するようなら家具のサイズ、冷蔵庫のサイズなども図って、内見に行くときにもメジャーをもっていけば、サイズに合っているかどうか図ることも可能です。どの位置にどの家具を置くかなどをあらかじめ図面上で考えてから内見に行くと暮らしのイメージが付きやすいと思います。

メジャーを持っていけば窓のサイズを測ることもでき、カーテンのサイズなども配慮でき便利です。
メジャーは空間にのばしても固定できる「コンベックスタイプ」を持っていくと、いろいろな部分を楽に図ることができます。

内見も仕事が終わってから夜に行くということもありますし、新築途中の物件は電気が通っていないこともあるので、懐中電灯を持っていくと便利です。
スリッパは不動産業者と一緒に見に行く場合には通常用意されています。
個別で行く場合、携帯用のスリッパを持っていくほうが安心です。

内見で見ておくポイント

日当たり
図面でも日当たりについてはだいたい予測できますが、近隣の建物の影響で日当たりが悪いこともあります。
内見するとき、日差しがどの方向から差すか確認し、時間的にどのくらい差し込むかなども考えてみるべきです。
築年数が若い場合には、気密性の高い作りとなっているので日当たりがよくなくても、それほど問題ないということもあります。

収納スペースがたくさんあるかどうかを確認しますが、家具などを置きたい場所に余裕をもっておくことができるか、また玄関からの搬入が可能かどうかも確認必須事項です。
またニオイに関してもチェックします。
ルームクリーニングの前だと消臭作業が終わっていないため、ニオイが残っているということもありますが、この場合、いつクリーニングがあるのか確認し、その後、もう一度内見させてもらうほうが安心です。
近くに飲食店があるとその匂いが常に窓から入ってくることもあるので、周囲にも目を配っておきます。

ドア、窓を開けてがたつきがないか、水道の蛇口を回して水を出し、水圧がしっかりあるか、これはキッチン、バスルーム両方で行うべきです。
女性が一人暮らしする際には、窓の鍵の状態、複数ついているか、セキュリティに関しても確認しておかないと暮らしていく中で不安が大きくなると思います。

また建てつけが悪かったり、建築上の問題がある事もあります。
余裕があれば、床が水平になっているか、すきま風が入って来ないか、等の細かい部分も確認しましょう。