引っ越し後の挨拶回り事情

ビル

引っ越しの挨拶はマナーです

学生の一人暮らしでも、お世話になった方があれば引っ越しの挨拶が必要です。
またご家族で引っ越しという場合、今までお世話になった方へ、またこれからお世話になる新住所のご近所さんにも挨拶に行きます。

最近は挨拶など行わない人も多いようですが、挨拶をしないでいれば最初から悪い印象をつけることになる場合もあるのです。
何事も最初が肝心、また飛ぶ鳥跡を濁さずといいます。
大人の当り前のマナーとして引っ越しの挨拶について詳しく理解しておくべきです。

引っ越しの挨拶、その範囲とは?

旧住所のご近所さんには、近隣の方々と今までお世話になった方へ、お礼と感謝の気持ちを込めて渡します。
引っ越しの際にはトラックなどが搬入し、物音なども出ますので、迷惑がかかりますがよろしくお願いしますということも伝えるために挨拶は必須です。

新住所の場合、やはり引っ越しでバタバタとせわしない状態になりますし、新しくご近所さんとのお付き合いを円滑にするためにも近隣の方々に挨拶します。
アパート、マンションなどの集合住宅の場合、両隣、上下の方々へ挨拶に行き、一軒家の場合、立地条件にもよりますが、両隣、背後、背後の左右、道路を挟んだ向かい、その左右に挨拶すると丁寧です。
一軒家の場合、町内会のお付き合いなども出てきますので、範囲が少々広くなります。

大家さんや自治会長にも挨拶を

旧住所でも大家さんがいるなら大家さんに、また自治会長さんにも挨拶に行くべきです。
新住所でも同じで、特に地方はこうしたことにうるさい地域もあるので、必ず、地域で活動されている中でリーダーとなっている自治会長さんに挨拶しておきます。

自治会への加入や活動等もこの時に教えていただけることがありますし、のちに挨拶に来てくれるということもあるようです。
ご近所さんに挨拶周りに行くとき、大家さんや自治会長さんにも挨拶するようにします。

挨拶のタイミングと時間帯について

時計
旧住所では引越しの2日くらいまでに引っ越しでトラックなどが入ることも含めてご挨拶に行き、またご近所ではないけれどお世話になった人がいる場合、1週間くらい前になってから、相手のご都合を聞いてご挨拶に行く方が丁寧です。
当日に挨拶に行っても、騒音やトラックがはいってきてから・・・ということになるので失礼だと感じる方もいます。

引っ越し先については可能であれば、前日までに引っ越し予定を伝えておくと、周囲の方も引っ越ししている事がわかるので安心です。
荷物の積み下ろしなどでトラックが駐車し、近隣の方々に迷惑をかけてしまうので、挨拶しておくことは重要なことになります。

何を持っていけばいい?

引っ越しの挨拶で利用されている手土産は、お菓子、洗剤、タオルなどが多いようです。
お菓子は挨拶に行ったときに御留守のこともあるので、日持ちするものを用意します。
タオル、お茶、ラップやティッシュ等も日持ちを気にしなくていいですし、多めに用意しておいても、自宅で利用する者なので安心です。

おそばを持っていく場合も乾麺がいいと思いますし、地域のごみ袋等も喜ばれます。
相手の方がすんなりもらえるくらいの金額のモノが妥当です。