住所変更手続きの流れとは?

印鑑

引っ越しするときに必要な住所変更

引っ越しするのが自治体として同じでも、住所変更は必要です。
役所に届けることはもちろん必要となりますが、電気、ガス、水道、電話、それにスマホ、クレジットカード、銀行、保険・・・数え上げてみるときりがないくらいに多くあります。
このうち、後からでもいいものがありますが、それでも早めに住所変更を行う必要があるのです。

役所系、車両系、生活関連、通信系、金融系に分けて住所変更を考えておきます。
こうする事で、届出しておかなかった・・・と焦ることもなくなるのです。
また郵便局で郵便物が旧住所に届いたとき、新住所に転送してもらうように届出を出しておくと、住所変更していなくても新しい寿所に届きます。
ただこれも期限があるので早めに変更しておくべきです。

役所関係は最初に考えておきたい事

引っ越しする場合、管轄の市区町村役場に転居、転出の届出をすることになります。
印鑑と本人確認ができる免許証などを持っていけば、必要書類は役場にあるので、役場の方に聞きながら手続きすれば大丈夫です。

国民健康保険の被保険者証をお持ちの方も廃止手続き、返却などが必要なので保険証を持っていき手続きが必要となりますし、印鑑登録をされている場合、この変更も必要となります。
お子さんがいる場合で公立の学校に通っている時には、転校の手続きが必要です。
また忘れてしまいがちですが、ワンちゃんを飼われている方は鑑札を返却する必要もあるので注意が必要です。

生活系と通信系も先に行っておくこと

風呂場
電気、ガス、水道のインフラ関係は必ず住所変更を転居前に行う必要があります。
インターネットでの手続きもできるようになっているので、確認してみてあるようなら利用すると便利です。
このうち、ガスは会栓するときに立ち合い必須となりますので、早めにガス業者に連絡し立ち合いの日を決定します。
新居に入る日に来てもらうと当日から利用できて便利です。

固定電話、携帯電話、インターネット等も住所変更が必要となります。
インターネットの移転は早めにいっておかないと予約からかなり先になることもあるので、あらかじめ連絡し早めに予約しておく方が安心です。
衛星放送を利用されている方はその手続きも忘れないようにします。

金融系も早めにしておかないと困ることがある

銀行のカード、またクレジットカードや生命保険などの手続きも必要です。
銀行、クレジットカードについては万が一、不正利用があった時に利用者に緊急連絡が届くこともあります。
また新しい更新のカードなどの重要書類については転送不要扱いとなっていることも多いので、転送してくれるように依頼していても、届かない事があるのです。
そのため、金融系統の住所変更は早めに行っておきます。

車については引っ越しが終わってからでもいいのですが、税金の時期に引越しとなると、請求書などが届かないこともあり不便です。
またバイクの盗難にあったときなども連絡が遅くなることがあります。
運転免許証の住所変更も行っておかないと、本人確認に免許証を利用する事が多いので、後々面倒です。