カーペットって嫌われる?
誇り、ハウスダストなどが気になるからとカーペットを利用しないご家族も多いです。
フローリングを利用している住宅が多くなり、カーペットは嫌われ者となっています。
なぜ、カーペットが嫌われるのかというと、いくつかの理由が考えられるのです。
カーペットというとイコールダニ、ほこりの巣窟と考える人が多く、日常生活の中で出てくるダニ、ほこり、髪の毛などが溜まりやすいと考えられています。
髪の毛などがカーペットに絡まると掃除機などでも吸い込みにくくなり、カーペットを利用しないほうが掃除もしやすいという理由もあるようです。
例えばお子さんがジュースや料理をこぼしたとき、フローリングならさっとふけばいいのですが、カーペットの場合、しみこんでしまい業者を呼ばなくてはならないこともあります。
汗のにおいなどがしみこみやすい、家具を置いた跡が残る・・・・いろいろ、嫌われる要素があるのです。
空気中についてはカーペットのほうが清潔といわれる理由
フローリングは確かにダニの発生は予防できると思いますが、ほこりなどが空気中に散らばりやすくなり、空気中のダストについてはカーペットの家のほうが清潔といわれています。
室内を歩くたびに、フローリングの場合、ほこり、ダニなどのアレルゲンが舞いやすくなるのです。
空気中に舞い上がったハウスダストは、無風状態では1m落下するのに9時間近くかかるといわれています。
フローリングもこまめに掃除して、ほこりが舞い上がらないようにすることが必要となるのです。
カーペットを利用するメリットとは
フローリングの場合、床面の色がずっと変わりませんが、カーペットの場合、夏は涼し気な色にしたり、冬は暖かい毛足の長いカーペットにするなど、デザインやカラーを入れ替えて空間のイメージを変えることができます。
またお子さんがいる場合、転んだときにカーペットが衝撃を吸収してくれるメリットもあるのです。
ハピすむ:カーペットのメリット・デメリットは?
ペット、特に足が短いワンちゃんや猫ちゃんを飼っている場合、フローリングで滑って脱臼するなどの事故もあります。
冬は足元から冷えてきますし、夏も床がかなり冷えるので冷え性の方にはよくないともいわれているのです。
タイルカーペットやラグなどを有効に利用しよう
カーペットを利用する利点もあればデメリットもある、そこで利用しやすいのがラグ、タイルカーペットになります。
タイルカーペットなら季節に応じて色を入れ替えるのも楽々できますし、ラグも、敷く、別物と交換するという時、大きさがそれほどないので取替の負担も少ないです。
ラグもタイルカーペットもさっと外に干せるので、ハウスダスト、ダニ防止という面でも優れています。
用途や、利用するお部屋に合わせてフローリング、カーペット、ラグなど使い分ければ快適に利用できるはずです。